私が小学生の頃、理科の教材で太陽めがねというものが配られました。今では超危険物扱いの黒いプラスチック製のものです。太陽めがね越しに赤外線リモコンをデジカメで撮るとはっきり写りました(赤外線がばっちり通るということです)。
1995年にカンボジアのアンコールワットで日食を見たときに使ったのは富士フィルムのミニコピーフィルムHRⅡを太陽で感光して現像したものです。こちらは銀粒子を蒸着してあるので赤外線を通しませんが、太陽の目視観測用のフィルターには劣るそうです。これ1枚だとややまぶしいので2枚重ねてスライドケースに入れて使いました。
今回もミニコピーでと思っていたのですが、巷には1995年には見当たらなかった「日食グラス」や「日食メガネ」が出回っているので使ってみることにしました。そこで望遠鏡や双眼鏡の対物レンズ側につけるアストロソーラーフィルム、スターゲイズの日食メガネとシートを購入しました。世界天文年2009日本委員会公認の日食グラスは\1,500と高めなので購入しませんでした。部分日食中は周囲の様子や明るさの変化が気になって、実際には長時間太陽を見続けるということは無いので\400くらいの日食メガネがお手頃ですね。
しかしその後、Vixen日食グラス(国立天文台版)を知人から頂きました。丈夫にできていて、両端の穴に輪ゴムを通して耳に掛けると超怪しげな戦隊ヒーロー風になる感じがイイです。ただ、Vixenの日食グラスは保護用のフィルムのシワのせいで太陽が滲んで見えます。保護フィルムを切り取ってしまおうかな。
職場で「日食、日食」と騒いでいるせいか、子持ちの同僚から観測方法について相談されることがあります。一番多いのが「日食グラスを家族分そろえるとお金がかかってしまう。本当に必要か」です。こういう方には日食メガネを紹介し、あとは直径1mmくらいのピンホールで太陽を投影する方法や、同じくピンホール効果で木漏れ日が三日月型になるのを見るなどを紹介しています。でも、木漏れ日が三日月型になると言っても信じてくれない人が多いです。他には、洗面器に水をはって水面に写る太陽を見るという方法もあります。
などと紹介していたら「お礼に」アイソテック社製の太陽・日食観察メガネを頂きました。これは減光フィルムを使ったもので安全性の検証結果が星ナビ7月号に紹介されています。
・・・どれにしようかな状態になってきました。
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